スタチンと高脂血症の遠藤章博士は文化功労章を授賞

  • 2011/10/26(水) 21:11:31

コレステロール合成阻害薬、動脈硬化などの血管障害性疾患治療薬である「スタチン」は、世界中で約3,000万人の患者に使われています。

高齢になると加齢もあり動脈硬化症となる方が多くなります。

動脈硬化とは、血管に肥硬化して詰まり、血流が流れにくくなり、柔軟性を失って脆くなる状態を言いますが、平常の高血圧、高血糖、糖尿病、脂質異常症、心肥大、内臓脂肪肥満、其の部位によって、壊死、心筋梗塞や狭心症、心不全、脳梗塞や脳溢血、下肢閉塞、くも膜下出血などの重篤な疾病を惹き起こします。

当時三共製薬の遠藤章博士は、体内で食物から摂取される量よりも、合成されるコレステロールの量が多いことに注目して、遂に、コレステロール合成に関与する「HMG-CoA還元酵素」の阻害剤を、6,000株ものカビとキノコから探し出し、1973年8月、コレステロール合成阻害薬「スタチン」の基となった、「コンパクチン」(ML-236B)を、アオカビから世界で最初に発見したのでした。

この『スタチン』は、夢の動脈硬化治療薬として、世界で一番多く使われています。